2015年01月26日
保険勉強会風景
保険会社の方を招いての保険の説明会を実施しました。
講師は東京海上日動の傅野氏です。
海外へのお引越しになると
日本国内の引越と違って輸送中のリスクが大きく伴いますので
保険をかけることが大切になります。
2015年1月保険勉強会
いつになく真面目講義に聞き入ります。
前回の梱包研修会では
プラスチックケースの破損が多いこと…。
また、ケースの中には衣類などの軽いものをいれてもらうように
事前にお客さんに説明して欲しい 等
現場からの声を聞くことができました。
今回のポイントとしては保険の対象にならないものを理解し、
お客様に事前の説明ができるようになります。
以下のものには基本的には保険が適用されません。
・貨幣、紙幣、通帳、証券、宝石、装飾品、金銀製品
・ご本人が携行するもの(自分自身が運んだもの)
・しみ・虫食い、自然の消耗(衣類の擦れなど)、
・外傷のないコンピュータなどの精密機械の動作不良
・楽器の音質、音色の変化
・気象条件、温度変化による損害(衣類がカビたなど)
・パッキングリストや保険のリストに記載のないもの
以下のものには条件がついたり、特約をつけたりする必要があります。
・自動車、二輪車、時計、毛皮(個人使用品は可能)
・30万円以上のもの
また、保税倉庫以外での保管が発生した場合も
途中で保険が切れるので都度保険会社に相談し、
追加の保険料を支払う事になります。
保険の証書には詳しく記載されているのですが、
文書を読んで理解するのは引越準備をしているお客様には
なかなか時間が取れない事も多いので
口頭で説明できる知識を身に付ける必要性を強く感じました。
今回講師をしてくださった
東京海上の傅野様
ありがとうございました。
東京海上日動の傅野氏